自分に合った勉強をすれば、第一志望合格を勝ち取れます。

過干渉はNG?高校受験を控える子どもに対する親の役割とは?

2018年06月25日

親の役割

高校受験生の子どもを持つ親にとって、子どもの高校受験にどのように関われば良いかという“親の役割”は気になるところだと思います。

 

特に兄や姉がおらず、子どもの高校受験が初めての親御さんにとっては、分からないことも多いことかと思います。

 

ここでは、高校受験を控える子どもを持つ“親の役割”について、色々な角度から説明したいと思います。

 

高校受験を控える子どもに対して、どのように関わっていくべきか不安に思われている方はぜひ最後までお読みください。

大前提は“干渉しすぎない”こと

親の役割についてお話しする前にまずお伝えしたいのが、“干渉しすぎ”はNGということです。高校受験に限ったことではありませんが、子どもにとって親が必要以上にあれこれ口出ししてくることをストレスに感じますし、子どもの自立を妨げることになります。

 

特に高校受験という大きなイベントを自分の力で乗り越えることで、自立への大きな一歩を踏み出すことができます。

 

また、何よりも子どもにとって干渉しすぎる親がストレスになることで、受験勉強に影響が出てしまうことが大きな問題点として挙げられます。

 

ただ、子どものこととなると心配であれこれ口出ししたくなる親御さんの気持ちもとてもよく分かります。自分では程よくかかわっているつもりでも、実は過干渉になってしまっているということも多々あります。

 

では、子どもとちょうど良い距離感で関わるためにはどうすれば良いのでしょうか?高校受験を控える子どもとのかかわり方や、どういう部分が子どもにとってストレスになっているかということを次の記事で詳しく紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

高校受験を控える子どもに対する親の役割とは?

では、ここからは本題である親の役割について説明していきます。先程、干渉しすぎは良くないとお伝えしましたが、やはり子どもにとって親は一番頼りになる存在です。子どもにとって良い距離感でサポートしてあげたり、子どもが求めてきたときに最適な対応やアドバイスをしたりすることができるのが理想です。

 

では、具体的に親の役割にはどのようなことがあるのでしょうか?

 

親の役割その1「勉強しやすい環境を整える」

自宅が勉強しやすい環境になっているかどうかが、高校受験の合否にかかわると言っても過言ではありません。塾の自習室や図書室を活用している受験生も多いと思いますが、多くの受験生は自宅で勉強する時間が大半を占めていると思います。その環境を整えるのは、重要な親の役割のひとつだと言えます。

 

親の役割その2「生活リズムを整えるサポート」

高校受験生が効率よく受験勉強を進めるためには、生活リズムが整っていることも重要なポイントです。夜中遅くまで勉強して生活リズムが崩れてしまうと、勉強の効率が下がってしまい、本末転倒です。お子さんが受験勉強に集中できるよう、親が生活リズムを整える手助けをしてあげることが重要です。

 

親の役割その3「勉強のお手伝いをしてあげる」

勉強を直接教えることは難しくても、一問一答のクイズを出してあげたりするなど、勉強の“手伝い”をしてあげることはできます。お子さんの状況を見て、最適なサポートをしてあげましょう。

 

親の役割その4「塾などのサービスを探す」

お子さんの学習状況やレベルにもよりますが、自分一人では受験勉強が進められない場合もあります。そのような場合に、塾や家庭教師を探してあげることも重要な親の役割の一つです。

 

以上、高校受験生に対する親の役割について、ざっくりと説明しました。それぞれの項目について、具体的にどうすれば良いかは次の記事で説明していますので、チェックしてみてください。

こんなときはどうすれば良い?親の役割Q&A

上記で挙げた親の役割以外にも、受験生のお子さんのためにサポートが必要な場合があります。

 

自分が子どもに勉強を教える必要がある場合

家庭環境によっては、塾に通ったり家庭教師を雇ったりすることができない場合もあると思います。そういう場合は親の役割として“勉強を教える”必要が出てきます。勉強を教えるのはプロじゃないと難しいのではないかと思う人もいるかと思いますが、難関高校受験でない限りは、高校受験レベルの勉強を教えるのはそれほど難しいことではありません。

 

高校受験の勉強を親が教える場合の注意点やポイントは、次の記事で紹介していますので、具体的にどのように教えればよいかわからない方はチェックしてみてください。

高校受験の勉強を親が教える場合の注意点やポイント

 

子どもの志望校が決まらない場合の親の役割

お子さんによっては、志望校をどうやって決めれば良いかわからなかったり、行きたい高校がなかったりする場合もあると思います。そういう場合に、親はどの程度関わればよいのでしょうか?

 

前の方で、干渉しすぎるのは良くないとお伝えしましたが、志望校を決める際にも同じことが言えます。しかし、子どもに意見がない場合はどうすれば良いかなど、疑問も出てくるかと思います。

 

志望校を決めるときに、親の役割としてどのようにするのが良いかということについては、次の記事で詳しく説明していますので、ぜひチェックしてみてください。

高校受験の志望校決め。親はどの程度関わるべき?

まとめ

以上、高校受験を控える子どもに対する親の役割について、サポートの仕方などをご説明しました。高校受験を乗り越えなければならないのは子ども自身ですが、親のサポートで子どものやる気や勉強の効果が変わってくるという意味では、親の役割も高校受験にとって非常に重要なポイントと言えます。

 

お子さんの状況を注意深く観察し、志望校合格に向けて、最適な形で親の役割を果たしていただければと思います。

じゅけラボ予備校の高校受験対策講座

PAGE TOP