自分に合った勉強をすれば、第一志望合格を勝ち取れます。

確実に覚えられて忘れない!英語の単語・熟語の暗記法

2018年07月31日 英語

英単語の暗記法

高校受験の英語の勉強の基礎となるのが、単語と熟語です。中学校3年間で習う単語と熟語がしっかり頭に入っていれば、高校受験の英語の勉強はスムーズに進みますし、頭に入りやすくなります。

 

しかし、どれだけ勉強しても単語や熟語を覚えられないという人は多いと思います。それは、勉強のやり方が間違っているからです。

 

そこで今回は、どんなに暗記が苦手な人でも確実に覚えられる単語・熟語の暗記法をご紹介します。

あなたのやり方大丈夫?間違った暗記法

英単語や漢字などを暗記する時、「たくさん勉強したのにまったく覚えられない…。」「テストの時に思い出せなかった…。」という経験はありませんか?

 

せっかく時間をかけて覚えたのに、それが身に着いていなかったら時間が無駄ですし、やる気がなくなってしまいますよね。

 

では初めに、間違った暗記方法をご紹介します。自分がやっている勉強法に当てはまっていないかどうか確認してみてください。

 

・ノートに何度も書いて覚える

・単語カードをめくりながら見て覚える

・ノートに書かずに、教科書や参考書を読んで覚える

 

実は、このやり方では確実な暗記はできません。

なぜ覚えられないのか?その理由は2つ

では、なぜこのやり方では覚えられないのでしょうか。

 

たしかに、書かずに読むだけなら覚えられないのも何となくわかりますが、書いても覚えられないのはなぜなのでしょうか。

 

この3つのやり方に共通する、覚えられない理由は、「思い出す作業をしていない」ということと、「覚えたかどうかの確認をしていない」ということです。

 

暗記をする上で、「思い出す」作業と「覚えたかどうかの確認」の作業をすることはとても重要です。

 

覚えても思い出せなければ意味はないですし、覚えたかどうかを確認しなければ、覚えたとは言えません。

確実に覚えて忘れない!単語・熟語の勉強法

では、いよいよここから「思い出す」作業と「覚えたかどうかの確認」作業を取り入れた、確実に覚えられる単語・熟語の暗記法をご紹介します。

 

まずは、暗記用のノートを用意してください。ノートは罫線が引いてあるものであればなんでも構いません。

 

ステップ1:暗記用ノートに覚えたい英単語を書く

まずは、用意した暗記用のノートに覚えたい英単語を書いていきます。

 

このとき、まずはノートのページを縦半分に折って折り目をつけてください。そして、左半分に1行に1つずつ覚えたい単語や熟語を書いていきます。単語や熟語が書けたら、右半分に答え(日本語訳)を書いていきます。

 

これで準備は完了です。

 

※1回に覚える量は教科書の1つのレッスンごと(20~30個)がちょうど良いと思います。

 

ステップ2:書いた単語・熟語と日本語訳を声に出して読む

暗記用ノートに書いた単語・熟語と対応する日本語訳を声に出して読みます。このとき、読み方が分からなければ調べるようにしましょう。

 

2~3回繰り返して読んだら、次のステップに進みます。

 

ステップ3:英語を隠して日本語訳を書く

次に、暗記用ノートの右半分(日本語訳)を隠し、別の紙やノートに日本語訳を思い出しながら書いていきます。

 

分からない場合は飛ばしてどんどん次に進みます。ただし、一度は思い出す努力をしましょう。

 

覚えても覚えられない場合によくあるのが、覚えているのに思い出せないということです。頭には入っているのに思い出せないのです。思い出すトレーニングをすることで、覚えたものを思い出しやすくなります。

 

日本語訳が一通り書けたら、暗記用ノートを見て答え合わせをしましょう。この時、間違ったものには鉛筆か消せるペンで印をつけておきます。

 

答え合わせまで終わったら、印をつけたものを覚えなおします。覚えたら、ステップ3の作業を最初から繰り返します。

 

英語を見て日本語訳を書けるようになったら、印を消していきます。これを、印がなくなるまで繰り返します。

 

ステップ4:日本語訳を隠して単語・熟語を書く

日本語訳を書けるようになったら、次は英語です。ステップ3と同じ要領で、次は日本語を隠して英語を書きます。

 

英語を見て日本語を書けても、日本語を見て英語を書くのは苦手という人は多いと思います。特に、スペルが長い単語や熟語の場合はより難しいと思います。

 

そういう場合に覚えやすくする裏技があります。それは、“ローマ字読みで覚える”ことです。例えば、「make」なら「マケ」、「dictionary」なら「ディクティオナリー」という感じです。ただし、本来の発音と混同しないように注意しましょう。

 

こちらも、一通り終わったら答え合わせをして印をつけていきます。そして、印がなくなるまで、「覚える」→「英語を隠して書く」という作業を繰り返しましょう。

 

ステップ5:時間をおいてもう一度テストする

ステップ4まですべて終わったら、1週間後にもう一度同じ範囲をテストしてみます。テストというのは日本語を隠して英語を書けるかどうかの確認です。日本語を隠して英語が書ければ、その逆は確認しなくてもできているはずです。

 

一度覚えたと思っていても、時間がたつと忘れていることが良くあります。この忘れたころにもう一度覚えなおす作業をすることで、記憶がしっかりと定着し、忘れにくくなるのです。

まとめ

以上、確実に覚えられる単語・熟語の勉強法をご紹介しました。

 

このやり方で覚えると、「思い出す」作業と「覚えたかどうかの確認」の作業ができるので、確実に覚えることができます。

 

今まで間違ったやり方で暗記をしていた人は、今すぐこのやり方を試してみてください。

 

単語・熟語の暗記法がマスターできたら、次は、英語の力がさらにアップする“例文暗記”の勉強法です。例文暗記では、単語や熟語だけではなく英文を暗記することができます。

じゅけラボ予備校の高校受験対策講座

PAGE TOP