自分に合った勉強をすれば、第一志望合格を勝ち取れます。

【地理勉強法】暗記だけで大丈夫?高校受験地理で合格点を取る勉強法

2018年10月04日 社会

机と地球 ミニチュア 模型

地理の勉強法というと、「暗記」というイメージが強いのではないでしょうか。確かに、地理では地名や特徴などの重要語句を覚えることが必須です。

しかし、近年の高校受験では、それだけで合格点を取ることは難しくなっています。

例えば、地図やグラフなどの資料を見て、その情報をもとに他の知識を組み合わせて答えを導くような思考力を問う問題や、理由や自分の考えを記述する表現力を問うような問題も出題されています。

つまり、単に用語を暗記するだけでは得点できない問題が出題されていて、近年、そういう問題が増えてきているのです。

ここでは、暗記だけではなく、高校受験の地理で出題される様々な問題に対応できる力をつける勉強法について説明します。

今までの地理の勉強にプラスで何かするわけではありません。

勉強法を変えるだけです。しかも、退屈な単純暗記ではないので、暗記が苦手な中学生もできるはずです。

この勉強法で地理の勉強をすれば、暗記の効果が上がるだけでなく、資料問題や記述問題にも強くなることができます。

社会で高得点を取りたいなら、すぐにこの勉強法を試してください。

地理の用語が覚えられない、地理が苦手、自信がないという受験生ほどオススメです。

覚えやすく忘れない!重要語句は必要な情報とセットで覚える

高校受験の地理で、考える問題や記述力がいる問題が増えてきたとはいえ、重要語句を覚えることが必須なのは変わりません。ただ、重要語句そのものを単純に覚えていても、使える知識でなければ意味がないということです。

 

地理だけでなく社会全般で、一問一答集のように用語と意味をセットで覚えることが多いと思いますが、実は、これだけでは効率が悪いですし、忘れてしまいやすい勉強法なんです。他にも、地理では、地名と地図の位置とをセットにして覚えることがありますが、これについても同様です。

 

例えば、「瀬戸内工業地域」について、「古くから造船業や繊維工業が盛んで、現在では化学工業が盛ん」というように一問一答式で覚えるのは単調でつまらないし、時間が経つと忘れてしまいそうですよね。

 

定期テストくらいの量だったらいいかもしれませんが、高校受験のように覚えることが必要な重要語句が多い場合は、この覚え方では忘れてしまいます。

 

そこで、「もっと覚えやすく、忘れにくくしよう」というのが、この勉強法です。

 

具体的には、他の関連情報もセットにして覚えます。でも、たくさんの情報を詰め込もう、というわけではないので安心してくださいね。

 

下のように、関連情報と一緒に理由付けしながら整理しましょう。

・瀬戸内海に面していて、工業地帯に適している

…内海で波が穏やかだから船が停泊しやすい

…港から船で原料を運搬(輸入)できる

…遠浅だから埋立や干拓をして大きな敷地を得やすい

・造船業、製鉄業などが盛んだった、石油コンビナートができて化学工業が発展した

…船で原油・鉄鉱石・石炭などを輸入できる

・繊維工業が盛んだった

…綿花栽培に向いた気候で明治までは栽培していた

…船で良質な綿を輸入できる

…ユニクロの元の店も岡山

 

「覚える量が増えた!」と思わないでくださいね。

 

自分が「覚えやすく、忘れにくくする」ために、「必要な関連情報とセットにして理由付けをして覚えること」がポイントです。

 

この勉強法のメリットは他にもあります。

 

・理由付けして覚えるから、1つの重要語句に対して知識が深くなる

・地名や地形、気候、農業・工業の特徴など、複数の内容を関連させて一緒に覚えることができる

・理由を考えるから、考える力を問う問題や記述問題、資料から読み取る問題に強くなる

 

つまり、地名などの重要語句とそれに関連する情報を、試験で使える知識として身に付けることができます。

5つのステップで身に付く!地理で確実に得点できる勉強法

重要語句について関連する情報とセットにして理由付けしながら覚える、ということは理解してもらえたと思います。

じゃあ、いざこの勉強法を試そうと思った時、「もっと具体的に教えて」という声がありそうですね。

 

次に、もう少し具体的な勉強法を説明します。①~⑤の5つのステップで学習を進めてみてください。

 

①メイン教材を決める

教科書又は情報を整理してある参考書を用意してください。

地理は、基本的に教科書内容を中心に勉強を進めればよいでしょう。参考書を使う場合には、教科書の内容を分かりやすく整理してあるものを使いましょう。教科書は文章が多くて苦手、地理が苦手という中学生は、図や色分けで見た目に分かりやすいものを使うと取り掛かりやすいかもしれません。

 

②メイン教材を読む

まずは、メイン教材を読み進めましょう。この段階で、覚えている・理解できている内容と、覚えていない・理解できていない内容とを選別しておきましょう。

ここでは、全体的な内容把握をすることが大切なので、単元や地域ごとの大きなまとまりを通して読みましょう。

 

③メイン教材とサブ教材を照らし合わせる

サブ教材は資料集と地図帳です。地理の勉強で資料集と地図帳は必須です。学校で使っているもので構いません。

もう一度メイン教材を読み進めます。ここでは、最初に読んだときより細かい区切りで読み、地図帳で位置や地形、他の地域等との位置関係を確認し、資料集と照らし合わせて対応範囲を読みましょう。

 

④資料集で関連情報を拾う

メイン教材の重要語句などが記載されている箇所に、資料集の関連情報をメモしていきましょう。ただ単に関連情報を書き入れるのではなく、自分なりに関連情報を使って理由付けすることが大切です。

教科書や参考書に直接書き入れるのが嫌な場合は、付箋にメモして貼り付けておきましょう。ただし、メイン教材の内容と資料集の内容を全てノートにまとめ直すのは厳禁です。高校受験は時間が命。地理の勉強は大切ですが、他の教科の勉強もありますから、最短時間でできる方法を選択しましょう。

 

また、授業のノートの対応箇所にも目を通しておくと良いでしょう。授業中に先生が言ったことの中には理解を助ける内容があるはずです。日ごろから先生の言葉などをノートに撮っている中学生は、地図帳・資料集とセットで確認しましょう。

 

ここでは、メイン教材と資料集、どちらの内容も覚えている・理解している内容は飛ばしてしまって構いません。

これで、あなたのオリジナル教材が完成です。

 

⑤オリジナル教材で繰り返し学習する

ここまでできれば、あとは繰り返しです。メイン教材を読み進めながら、メモを見ずに重要語句について自分の言葉で説明して、理解・暗記できているか確認しましょう。

たまに資料集と照らし合わせながら進めると、新たな関連性が見えてきてしっかりと理解して忘れにくい知識として身に付くはずです。

日本地理の勉強法とポイント

日本地理では、日本全体だけではなく、地方、都道府県、さらに細かい地域について、それぞれ地名、地図上の位置、地形、気候、農業・工業の特徴、人口などを関連付けて覚えていく必要があります。

 

ここで重要なのは、大から小へ、つまりまずは地方について、そこから都道府県、山・川・平野などの地名や工業地帯など、より細かい情報へと関連付けながら知識を広げていくことです。

 

農業や工業の特徴は、その地域の地形や気候に大きく関係していますから、地名と地図上の位置を確認したら、地形や気候を関連情報として理由付けしていくといいでしょう。

世界地理の勉強法とポイント

世界地理では、地名、地図上の位置、地形、気候、農業・工業の特徴、人口などの情報に加え、宗教や政治・経済、日本との関係についても整理しておかなくてはいけません。

 

宗教や政治・経済はその国の背景や住む人々の暮らしと密接に関わっています。どんな国なのか、どんな暮らしをしているのかをイメージしながら、国・地域ごとに整理し、自分なりに理由付けして覚えていきましょう。

 

世界地理では、アメリカ、ロシア、中国、インド、インドネシア、イギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、ブラジル、サウジアラビア、ケニア、南アフリカなどの国について、しっかりと確認しておきましょう。

 

また、世界地理では、緯度と経度、時差といった問題も出題されています。時差の問題では、経度と日本との時差、特に日本に対して東側か西側かによる時差の計算について出題されています。時差の計算も確認しておきましょう。

資料問題も怖くない!地図・グラフ・統計などの問題で得点する勉強法

高校受験の社会では、画像や資料を使った問題がよく出題されますが、地理は特に出題されやすい科目だと言えます。例えば地理では、地図や地形図といった画像、グラフや統計などの資料について問われる問題があります。

そのため、高校受験の地理の勉強では、上でも説明したように教科書や解説系の参考書の他に、資料集と地図帳が必須です。

 

そして、これらの問題は、単なる用語暗記では得点することが難しいため、他の受験生に差をつけることができるポイントでもあります。

 

画像や資料を使った問題では、初見のものも出題されますが、地図やグラフ、統計などを見て、そこから何が分かるか考える練習をしておけば怖くありません。

 

上では、教科書を読むのと並行して地図で位置を確認し、資料集の対応箇所を確認するという勉強法を学びましたが、ここにもう一工夫すると資料問題の対策を行うことができます。

具体的には、次の(a)(b)の2つのステップです。

 

(a)資料集にある地図や地形図、グラフ、統計などから何が分かるか自分で説明して(書き出して)みる

(b) 地図や地形図、グラフ、統計に関する説明を確認する

 

ただし、この勉強法は、地理の範囲全体について教科書を読み、資料集の情報を使って理由付けした後に行ってください。つまり、⑤の復習の時です。なぜなら、1回目には、授業でやったのを忘れている内容や、見た気はするけど意味が分かっていない用語があるからです。

この状態では、地図やグラフ、統計などを見ても、読み取るための知識がないため、ほとんど効果がありません。また、一つ一つの内容に時間がかかりすぎて、最悪、試験の範囲全体を学習できない事態にもなりかねません。

全体の通し学習を終えて、ある程度の基礎知識を身に付けた段階で、復習しながら読み取りの練習をするのが効果的です。

 

この学習は、資料問題をまとめた問題集を使って行っても効果的です。問題集には詳しい解説があり、読み取り方についても説明してあります。

まずは自分で読み取って答えを出し、その後にそれが適切かどうか解説で確認する、再度自分で答えてみる、という順で進めていきましょう。

まとめ

地理の勉強法のポイントは、単純に暗記するだけでなく、使える知識として覚えることです。「京葉工業地域は化学工業の割合が多く機械工業の割合が少ない」と覚えるだけでなく、なぜそうなのかまで理解しておくと、覚えやすいですし忘れにくい。

高校受験では覚えることが多いですから、地域ごとに様々な情報を覚えなければいけない地理は特に関連情報を理由付けする勉強法が効果大です。

しかも、ちゃんと理解しているから色んな問題パターンに対応することができます。

 

また、得点率が比較的低い資料問題も、普段から「なぜ?」と考え、自分なりに説明する習慣をつけておけば、恐れる必要はないですし、むしろ他の生徒に差をつけることができます。

 

しんどい単純な暗記作業から卒業して、入試で点数を取れる勉強法に今すぐ変えましょう。

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